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料理家・堀澤宏之のブログ

日々の仕事

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明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。

昨年は出張など多くの仕事の依頼をいただき、
あるいは自ら外での仕事を選んで、
お客様には店を空ける日が多くなりましたこと、
お詫びいたします。

思いつくだけでも、
谷川岳ウェディングパーティ出張、
FMぐんまラジオの文化祭郷土料理作り、
ジョウモウ大学クラフトビール授業、
「秋、酒蔵にて」の縄文料理、
台湾の方に味噌、甘酒づくり講習、
茨城桜川市「森コミイチ」で300人前の鍋作り、
上州箱膳プロジェクト、
富山南砺市城端別院へ箱膳出張など、
毎回違うことを一から作っていく仕事でした。

外に出ないとわからないことは多いです。
少し前まで、外に出なくてもわかる時代が確かにありました。
でも今は内側に、足元や地元にあるものがとても見えにくくなっています。
その理由が富山県南砺市に行ってわかりました。

およそ日本中で今、身体感覚で納得のいく「しきたり」がないのです。
南砺にはまだかろうじてありました。
おそらくこの50年足らずの間で、日本人はかなりの「しきたり」を、
内容を深く問うことなくして捨ててきたのだと思います。

「しきたり」はただの形式ではないんだと南砺で気づきました。
それが人間を丸ごと引き受けてくれるタフなものだったのだと今更ながらに。

一度捨てた「しきたり」はそう簡単に取り戻せません。
文字通りの形骸化とはおそらくこのことで、身体感覚がないからです。
身体感覚を取り戻すには時間がかかります。
それはもしかしたら地味な、繰り返しの中にあるものでしょう。

それをしなくちゃいけないような気がしています。

でもですね、
ここからがたぶん私らしいと言えばそうなのかもしれませんが、
「しきたり」を取り戻すって本末転倒だなと思うわけです。
取り戻したいのは身体感覚なわけで。

それはフリースタイルの中にしきたりが現れたときのなんとも言えない美しさ、
という話に間違いなくなるんですけれど、
ややこしくなるので今日はこの辺りで。
元日ですし。

要するに、
人生成り行き、
ということ。

でも、
「成り行き」は脆弱です。
とんでもない意志力を必要とする。
だからこそ、
「成り行き」には「了見」が宿る。
知らず知らずのうちに。
それがリアルな身体感覚というものでしょう。
あるいは誠実とはそういうことでしょう。

「了見」こそが、
「しきたり」なのではないでしょうか。

おしまい。
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